
【インドネシアニュース】2025年(11月1日〜15日)
【週間インドネシアニュース】2025年11月前半(11/1〜11/15)まとめ
毎週月曜日に、インドネシアに関連する最新ニュースを分かりやすくお届けします。11月前半は、GDP統計、金融政策、資源税制、経常収支など経済指標に関する重要発表が相次ぎました。
📊 1. 第3四半期GDP成長率は5.04%、市場予想をわずかに下回る
11月5日、インドネシア統計庁(BPS)は2025年Q3の成長率を5.04%と発表。市場予想の5.10%を下回ったものの、個人消費が引き続き堅調。政府は年末の刺激策でQ4成長の加速を見込んでいます。
📈 2. 中央銀行、2026年成長率見通しを5.33%と発表
11月12日、Bank Indonesia は2026年のGDP成長率を5.33%と予測。国内投資・消費の持続、インフラ支出の増加が背景とされ、ルピア安の収束も後押しするとの見解です。
出典:Reuters|BI sees 2026 growth at 5.33%
🏦 3. 中央銀行、政策金利を4.75%で据え置き—11月会合
11月15日公表の調査では、大多数のエコノミストが「BIは11月会合で政策金利を4.75%に据え置く」と予想。10月の利下げ以降、通貨安が続いたため、追加利下げには慎重姿勢が続いています。
出典:Reuters|BI expected to hold rate at 4.75%
💵 4. インドネシア、10か月ぶりに経常収支が黒字に転換
11月初旬、インドネシアの経常収支が10か月ぶりに黒字化。輸出改善と観光回復が寄与し、財政・通貨面の安定要因として評価されています。
出典:New Straits Times|Current account turns surplus
🥇 5. 金輸出に最大15%課税へ、2026年施行予定
11月14日、政府は2026年から金の輸出に最大15%の税金を課す方針を発表。国内精製促進と高付加価値産業の育成が目的で、国際金市場にも影響を及ぼす可能性があります。
出典:Reuters|Indonesia to impose gold export tax
🏛️ 6. 政府、財政健全化のため補助金整理を検討—2026予算案の焦点
11月中旬、財務省はエネルギー補助金・輸送補助金の効率化を進める方針を示し、財政赤字圧縮を狙うと説明。インフラ投資と社会保障のバランスが焦点になります。
出典:Reuters|Fuel subsidies may be reviewed
📉 7. ルピア、通貨安続く—輸入コスト増・中銀の介入余地注目
11月前半、ルピアは対ドルで軟調推移。原油・食料品の輸入増や米国金利動向が影響し、BIは外貨市場介入を継続。年末にかけて為替市場のボラティリティが高まる可能性があります。
出典:Reuters|Rupiah remains under pressure
🚢 8. パプア沖で輸送船事故、数十名救助—海難事故が多発
11月上旬、パプア州沖で中型輸送船が事故を起こし、数十名が海上で救助されました。強風・荒波による事故が続いており、海上輸送の安全対策強化が求められています。
出典:Reuters|Boat accident in Papua
🛢️ 9. 国営 Pertamina、製油所近代化投資を加速
11月15日、政府関係者は国営石油会社 Pertamina が複数の製油所近代化プロジェクトを加速させる計画を説明。石油輸入依存を減らし、エネルギー自給強化を目指しています。
出典:Reuters|Pertamina to speed up refinery upgrades
🍽️ 10. 無料学校給食制度、衛生基準強化へ—食中毒多発を受けて
9月から続く食中毒問題を受け、政府は11月初旬に無料給食プログラムの衛生基準強化を発表。調理設備や水質管理の改善を優先し、衛生基準の全国統一を進める計画です。
出典:Reuters|Food safety rules tightened for free meal scheme
以上、2025年11月1日〜15日のインドネシアニュースでした。特に経済データと金融政策に関する発表が多く、投資関連の動きが活発な期間となりました。来週も最新情報をお届けします。

