
【インドネシアニュース】2025年(12月1日〜30日)
【月間インドネシアニュース】2025年12月まとめ
2025年12月のインドネシアは、年末に向けた経済政策の総括、金融・為替動向、エネルギー政策、自然災害対応などが主なテーマとなりました。以下、今月の重要ニュースを分野別に整理します。
📊 1. 政府、2026年経済成長率目標を5.5〜5.8%に設定
12月上旬、政府は2026年度の国家予算(RAPBN)案において、経済成長率目標を5.5〜5.8%と設定。インフラ投資、国内消費、下流産業(ニッケル・EV関連)の成長を柱とする方針を示しました。
出典:Reuters/Kementerian Keuangan RI
🏦 2. Bank Indonesia、12月会合で政策金利を4.75%に据え置き
インドネシア中央銀行(BI)は12月の金融政策会合で政策金利を4.75%に据え置き。ルピア安圧力とインフレ抑制のバランスを重視し、早期の追加利下げには慎重な姿勢を維持しました。
出典:Reuters/Bank Indonesia
💱 3. ルピア、年末にかけて対ドルで不安定な動き
12月の為替市場では、米国金利動向と資本流出懸念を背景にルピアが軟調に推移。中央銀行は為替市場介入と流動性供給を継続し、急激な変動を抑制しました。
出典:Reuters
⚡ 4. エネルギー政策:再生可能エネルギー投資を加速
政府は12月中旬、太陽光・水力・地熱発電への投資促進策を再確認。石炭火力依存を段階的に低下させ、2030年以降の電源構成見直しを視野に入れています。
出典:Reuters/ESDM(エネルギー鉱物資源省)
🛢️ 5. ニッケル・鉱物下流化政策を継続、EV関連投資に追い風
ニッケル輸出規制と国内精錬義務を柱とする下流化政策について、政府は2026年以降も継続方針を表明。中国・韓国企業を中心としたEVバッテリー関連投資が引き続き注目されています。
出典:Reuters/BKPM(投資省)
🌧️ 6. 雨季本格化、ジャワ島・スマトラ島で洪水・土砂災害
12月は雨季の影響で、ジャワ島中部やスマトラ島で洪水・土砂崩れが相次ぎました。政府は国家災害対策庁(BNPB)を通じて避難支援とインフラ復旧を進めています。
出典:Reuters/BNPB
🍽️ 7. 無料学校給食制度、年内総括で制度改善へ
2025年に本格導入された無料学校給食制度について、12月に年内総括が行われました。食中毒問題を受け、2026年からは調理施設基準・衛生管理の強化が予定されています。
出典:Reuters/Kementerian Kesehatan
📈 8. 製造業・消費は年末商戦で回復基調
12月の製造業PMIと小売データでは、年末商戦を背景に内需が回復。食品・日用品・自動車販売が堅調で、2025年後半の景気を下支えしました。
出典:CNBC Indonesia/Reuters
🏛️ 9. プラボウォ新政権、2026年政策ロードマップを提示
プラボウォ大統領は年末演説で、食料安全保障、防衛産業、インフラ、人的資本投資を軸とする中期政策の方向性を提示。外国投資家向けには「政策の継続性」を強調しました。
出典:Reuters/Presidential Office
✈️ 10. 観光客数、2025年通年でコロナ前水準に回復
観光省は12月末、2025年の外国人観光客数がほぼコロナ前水準まで回復したと発表。バリ島を中心に、2026年は地方観光地への分散が課題とされています。
出典:Reuters/Kementerian Pariwisata
以上が、2025年12月のインドネシア主要ニュースまとめです。年末は経済・金融政策の総括と、2026年を見据えた政策方針が多く示された月となりました。

